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ネギの独特の刺激臭は硫化アリルという揮発性の成分が原因です。硫化アリルには、胃や腸の壁を刺激して消化液の分泌をよくする働きがあり、それが食欲増進の効果をあらわします。さらに、ビタミンB1の吸収を強めるので、B1が多く含まれる豚肉などの調理に使うと、消化を助けるとともに肩こりや疲労がたまるのを防ぎます。硫化アリルは揮発性なので、調理の際に水に長くさらしたり煮込んだりしないほうが逃げません。 ネギには、主に白い部分を食べる関東の根深ネギと、緑の部分も全部食べる関西の葉ネギがあります。βーカロチンやビタミンCが多いのは、緑の葉の部分。βーカロチンは体内で、粘膜の生成に重要なビタミンAに転換し、目の疲れや病気を防ぐのに大切なビタミン。ネギが甘みを増す冬場は特に、角膜が乾燥するドライアイの予防に役立ちます。また、ネギにはカリウムやカルシウムも多く含まれています。
一口メモ・・・民間療法では、風邪をひいたときに、白い根の部分を細かく刻み、煎じて飲むとよいと言われます。これは、ネギに体を温める作用があるためです。 |