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キャベツはほかの葉菜類に比べても、健康に大切な栄養素を豊富に含んでいます。 その他、キャベツならではの成分として注目されるのは、抗潰瘍性作用のあるビタミンUです。ビタミンUは、メチルメチオニンというアミノ酸の一種で、ほかの物質と結びついて新たにタンパク質を合成する作用を持っていると言われます。この作用が潰瘍で傷つけられた組織の再編成や予防に役立つのでは、と考えられています。 またキャベツにはカルシウムや食物繊維が多いことも特徴の一つです。ほかの野菜には多いアクの成分”蓚酸(しゅうさん)”がないので、生で食べられるのもキャベツの強みです。 一年中、出回っていますが、何と言ってもおいしいのは、春に旬を迎える”新キャベツ”。これは、色あいもよくて柔らかく、甘味さえ感じられて、生で千切りにしてたっぷり食べられます。 選び方としては、巻がしっかりしていて重みがあること。外側の葉が濃い緑でしなびていないものが新しい。茎の切り口が500円玉くらいの大きさでひびの入っていないものがよい。 ビタミンCもUも水に溶け、熱に弱いのでこれらを効率的にとろうと思ったら、一番よいのは生ジュースです。調理する場合は時間を短縮すること、煮る場合は汁ごと飲むことをおすすめします。 保存法としては、買ってきた時のラップを外して中にこもった水気を逃がしてから、再びラップに包み、冬は冷暗所に、夏は冷蔵庫の野菜室に。 一口メモ・・・そもそもビタミンUの”U”は、1950年代にアメリカでキャベツの葉から抗潰瘍性の成分が発見されたときに、潰瘍(ULCER)の頭文字からとったものです。日本で発売されている「キャベジン」という胃腸薬の名前はキャベツの抗潰瘍作用に注目し、それからとったものです。 |