日焼け対策は、春と夏。

 日焼けと聞くと誰もが「夏」を思い浮かべますが、実は最も紫外線量が多いのは夏至をはさんだ6月頃なのです。したがって春から初夏にかけては灼けつくような暑さこそ感じませんが、夏と同じかそれ以上の紫外線を浴びているのです。
 紫外線はご存知のように、肌の老化を早めたり、シミ・ソバカスの原因となります。 つまり暑くないから、日差しが強くないからと油断するこの季節こそ、夏並の日焼け対策が必要なのです。
 具体策としてはカラダの外側で紫外線を防ぐことと、日焼けによって傷ついた組織を栄養などによってカラダの内側から元気づける両面作戦が大切です。


AとBの違いを知る。

 私たちが地上で受ける太陽光線のうち約50%が可視光線で、約5%が紫外線、残りが赤外線です。
この紫外線は波長の長さによってA,B,Cに分類されますが、私たちの肌に作用を及ぼすものは、このうちAとBです。
B紫外線は主に肌表面に作用し、赤みや水膨れといった「サンバーン」症状を生じさせるので「レジャー紫外線」と呼ばれます。
これに比べてA紫外線は肌の奥にまで達して色を黒くする「サンタン」を起こします。
AはBに比べて作用は穏やかですが、雲や窓ガラスなどを透過するため、日頃の買い物や洗濯物干しなどでも知らないうちに肌に障害を蓄積するため「生活紫外線」と呼ばれます。
見た目には水膨れや痛みなどはありませんが、角質層の水分量が減少して、肌あれ状態になったり、色素沈着が起こります。


ビタミンとアミノ酸が味方

 これらの紫外線障害を外から防ぐのが日焼け止めです。 SPFと呼ばれるのがB紫外線を防ぐ指数、PAと呼ばれるのがA紫外線を防ぐ指数で、いずれも数が大きいほど防御効果は高まります。
どんなシーンで使用するかを考え、それにあった数値のものを選ぶことが大切です。
そして、内側から肌を支えるのが各種ビタミンです。 特にビタミンCは、シミ・ソバカスができるのを防ぐ働きがあります。
また、細胞内の水分保持を担っているNMFと呼ばれる天然保水因子と、みずみずしい細胞の材料ともいえるコラーゲンはいづれもアミノ酸からできているので、アミノ酸製剤などもバランスのとれた食生活の補助に大いに役立ちます。
人間の肌はターンオーバーといって約28日周期で常に生まれ変わっています。 食生活だけでなく睡眠や運動など生活全体のリズムも元気な肌の基本です。


肌はカラダの中を映し出す鏡

 お肌を健康に美しく保つために、肌に合った化粧品を使ったり、毎日マッサージをしたり、紫外線対策をとったりさまざまな努力をしますが、それだけでは不十分です。 なぜなら肌には内蔵をはじめとするカラダ全体の状態がよく表れるからです。
特に睡眠不足や過労によるカラダの疲れ、偏食や無理なダイエットによる栄養不足はすぐに肌の不調となって表れます。
肌を健康に保つためにはカラダ全体が常に健康でなくてはなりません。
シミは「肝斑」と書くほど肝と肌の関係は密接なので、肝臓をいたわるために疲れをためないとともに、アミノ酸やビタミンB群をはじめとするビタミン類、そして鉄分の充分な補給を心がけることが大切です。



お肌のトラブルチェック

皆さんは何項目ありますか?

  1. 朝目覚めたとき額が脂っぽい。
  2. 洗顔後、肌がつっぱる。
  3. 頬がかさつきやすい。
  4. 顔の全面がザラザラしている。
  5. 化粧のノリが悪くなった。
  6. 目尻に小じわが目立つようになってきた。
  7. 頬にシミ・ソバカスができた。
  8. 額やあごに吹き出物がよくできる。
  9. 肌にハリが感じられない。
  10. 目の下に隈ができやすい。
  11. 毛穴が黒ずんで目立つ。

思い当たる項目が増えていくようであれば要注意!!
睡眠・運動・栄養を見直し生活全体の改善に取り組みましょう。