川崎病
症状
- 正しくは「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」といいます。
- 発見者の名前をとって川崎病と呼ばれています。原因はまだはっきりわかっていませんが、全身に血管炎が起きていることから、体の免疫機構に何か関係があるのではといわれています。
- 4才以下の子供に多く、特に1才前後の発症が多いのも特徴です。
最初は発熱、せき、鼻水などかぜのような症状からはじまりますが、やがて次のような特有の症状が出てきます。
- 39度以上の高熱が5日以上つづいている。
- 体に赤い発疹がでる。
- 目が充血したり、唇が荒れる、口の中が赤くなる、
舌がいちごのようにブツブツと赤くなるなど、粘膜に症状が出る。
- 手足がむくんで堅くなる。
- 首のリンパ腺がはれる
これらがいくつかそろったとき、川崎病と診断されます。
- 川崎病は、全身に血管炎が起るのですが、特に冠動脈という血管に”こぶ”ができることがあります。
- 冠動脈瘤は、発症から7日目くらいで大きくなりはじめ、2〜3週間でピークになります。このこぶの内側に血液のかたまりができやすく、血液の流れが悪くなると心筋梗塞になることがあります。
- 熱はだいたい2週間くらいで下がり、そのころから手足の指の先から皮膚がむけてきます。
ホームケア
入院は約1カ月くらい。冠動脈瘤が見られるのは川崎病を発症した子のうちの1割。
- 冠動脈瘤がない場合2〜3カ月は薬を飲み、2年くらいは定期検診をしますが、その間特に治療は必要ないですし、日常生活に制限もありません。
- 冠動脈瘤ができた子は、その後も心臓の専門医のもとで定期検診をつづけます。小さなこぶであれば、多くの場合2〜3カ月で消えます。
お薬に関してなど
- 入院中は血管の炎症をおさえる薬や、血液が固まらないような薬を使い慎重に経過を観察します。
- 薬の飲み方や生活などは医師の指示にしたがつてきちんと守りましょう。
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