<下痢>
脱水症にならないようこまめに水分補給
- 下痢のとき、いちばん心配なのは脱水症です。
- 下から出ていく分、水分はいつもよりたっぷり与えるのがたいせつ。
- おっぱい・ミルクはほしがるだけ与えましょう。ミルクを薄める必要があるかは、医師のアドバイスに従って下さい。
- また、おっぱい・ミルクをあまり飲みたがらないときは、白湯や麦茶も試してみて。
下痢+嘔吐のときは水分の与え方に気をつけて
- 下痢や嘔吐では、水分だけでなく体内のカリウムなど電解質も失われる心配があります。
- こんなとき便利なのが赤ちゃん用イオン飲料。こればいわば口からの点滴です。
- しかし、市販のスポーツドリンクは濃度が濃いので注意が必要です。↓下の嘔吐のケアを参考に、少しずつ与えましょう。
離乳食は休むか消化のよいものを
- 離乳食を初めて間もなくの赤ちゃんなら、下痢っぽいときは2〜3日休んで様子をみます。
- 離乳の進んだ赤ちゃんや幼児は、食欲に応じて消化のよい温かいメニューを考えます。
- 肉類は控え、うどんやおじやなど炭水化物を中心にするといいでしょう。
- なお、軽い下痢のときなら、すりおろしたりんごを与えてもいいでしょう。りんごには整腸作用があります。
果汁や乳製品は控えて
- 水分補給といっても、果汁などをやたらに与えないこと。
- りんご以外の果汁は下痢を長引かせることもあります。
- また下痢しているときは腸の粘膜がダメージを受け、乳製品に含まれている乳糖をうまく分解できなくなっていることもあります。ヨーグルトなども控えておきましょう。
おしりがただれないよう座浴を
- 下痢のときはおしりがただれやすいもの。
- おむつ交換をまめにし、うんちのたびに座浴をします。
- 洗面器にお湯を張るか、お風呂場でおしりだけ洗うといいですね。
全身状態がよければおふろもOK
- 多少下痢っぽくっても、水分が十分にとれ、きげんや元気もいいようならおふろに入ってもかまいません。あまり長湯しないで。
下痢止めは自己判断で使わない
- 下痢があっても、水分が十分にとれてるなら大きな心配はありません。
- また1〜2回うんちがゆるくなっても、あわてないことが大切。また、自己判断で下痢止めを使わないようにします。
- 一般に乳幼児は市販薬が使わないのが原則ですし、医師も、急性期には下痢止めは投与しないのがふつうです。
<嘔吐>
吐いたらすぐ顔を横に向けて
- 吐いたときは、吐いたものが気管に入らないようにするのが大事。
- 無理に吐かせまいとせず、顔を下か横に向かせて全部吐かせます。
- 吐いたもののにおいでまた吐くこともあるので、汚れ物はすぐに片づけ、口の中に残っている分はガーゼなどで出すか、ふきます。
- その後は顔を横向きにし、衣類をゆるめて胸やおなかを楽にし、休ませます。
水分はすぐに与えない
- 吐いた後にすぐに水分を与えると、その刺激でまた吐くことがあります。
- まずは30分〜1時間、何も飲ませずに様子をみて。その間に熱を計ってみてもいいでしょう。
- また、様子を見ているうちに吐くようなら、早めに受診します。吐かないようなら白湯や麦茶など刺激の少ない飲み物を10ccほど与えてみます。
- 再び吐くようなら全身状態をよく観察したうえで受診します。だいじょうぶのようなら、また時間をあけ、様子を見ながら少しずつ、少しずつ、水分を与えます。
水分を受け付けないときは急いで病院へ
- 繰り返し吐く、水分を与えてもすぐ吐いてしまう、水分を与えても口を開けようとしない・・・といった様子があるときは、ほかの症状のあるなしにかかわらず急いで受診を。
- 特に下痢が伴っているときは、急速に脱水症状が進んでしまいます。
- 口からの水分補給が無理な場合、病院で点滴をすることになります。
寝かせるときはうつぶせか横向きで
- 吐き気がつづいている間は、吐いたものをのどに詰まらせないよう、うつぶせか横向きの姿勢で休ませます。
- 横向きにするときは丸めたタオルやクッションを背中に当てるようにするといいでしょう。
食事は様子をみながら少しずつ
- 吐き気がある間は食事も休み。
- 水分を飲むときの様子を見ながら、のどごしのいいものから少しずつ与えていきます。
- 消化のいいメニューにするのもたいせつ。
- くず湯や重湯などから始めて、おかゆ、おじやなどと進めていきます。
本調子でないならおふろは休んで
- 熱や下痢などほかの症状がなく、吐いた後ケロッとしていて元気もいいなら、おふろはいつもどおりで大丈夫。
- まだ本調子でないなという間は、シャワーなどで軽くすませます。
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