Category: 健康情報

2月 02 2013

インフル流行、警報レベル 全都道府県で患者増加 1週間で200万人超

共同通信社 2月1日(金) 配信
 国立感染症研究所は1日、全国約5千の定点医療機関から1月21~27日の1週間に報告されたインフルエンザ患者数が1機関当たり36・44人となり、警報レベルの目安となる30人を超えたと発表した。

 厚生労働省の担当者は「今後さらに流行が拡大する恐れがあり、手洗いなどの感染防止策を徹底してほしい」と話している。

 この1週間で全国の医療機関を受診した患者は約214万人と推計される。1機関当たりの患者数はすべての都道府県で前週から増加した。

 年代別の推計患者数は5~9歳が約35万人(16・4%)、10~14歳が約30万人(14・0%)と多く、小中学校で流行が広がっているとみられる。休校や学年・学級閉鎖をした保育所や幼稚園、小中高校などは全国で計5107施設に上った。検出されるウイルスは昨シーズンと同様にA香港型が多いという。

 昨シーズンも1月下旬に1機関当たりの患者数が30人を突破。その後も減らず、2月中旬まで30人以上の水準が続いた。

 患者数が最も多いのは新潟(53・81人)で、千葉(53・22人)、長崎(50・91人)、埼玉(49・53人)、愛知(46・65人)、福岡(45・74人)と続く。

 感染研は、1機関当たりの患者数が30人以上になるか、その後に減っても10人以上が続く場合を、大流行を意味する「警報」レベルと設定している。

1月 30 2013

豆電球つけ寝ると「肥満」に?…中性脂肪も高く

読売新聞 1月29日(火) 配信

 夜間に豆電球程度の照明をつけたまま寝ると、肥満の原因になる可能性があることが、奈良県立医大(同県橿原市)の大林賢史特任助教(36)らの調査研究でわかった。

 調査は2010年9月-12年4月、県内の高齢者528人を対象に実施。自宅の寝室や居間に2日間、センサーを設置して睡眠時の照度や室温を測定した。照度3ルクス未満のほぼ真っ暗な状態で寝ていた383人のうち、肥満の程度を表す体格指数(BMI)が25以上の「肥満」だった人は68人。一方、照度約9ルクスの豆電球程度の明るさだった145人では39人が肥満だった。両者を比べると、豆電球程度の明るさで寝ていた人の方が、肥満の割合が1・9倍、中性脂肪が高いなどの「脂質異常症」では1・7倍多かったという。

 また、夜勤労働者には肥満の人が多いとされており、夜間に強い光を受けることで生体リズムに変調をきたすことが原因の一つと考えられている。ラットに夜間、5ルクスの光を当てると食欲が増して体重が増えるとの実験結果もあり、大林特任助教は「日中は室内にいて日光を浴びず、夜は人工照明を多く浴びる現代人は多い。光の浴び方が健康に及ぼす影響をさらに解明していきたい」と話している。

1月 21 2013

インフル患者急増、昨年の2倍に…A香港型8割

読売新聞 1月19日(土) 配信
 インフルエンザの患者が急増し、患者数が昨年同期の2倍近くに上っていることが、国立感染症研究所のまとめで18日わかった。

 専門家は本格的な流行に入ったとみて、マスクの着用や手洗いなど感染拡大の防止を呼びかけている。

 感染研などによると、全国約5000か所の医療機関から今月7-13日の1週間に報告された患者数は、1医療機関あたり平均12・07人で、前週の3倍に増えた。20歳以上の成人が65%を占め、ウイルスの型はA香港型が8割強となっている。

 都道府県別では、群馬県で同27・71人、茨城県で同25・88人、千葉県で同22・52人と、関東地方で患者が多い。佐賀県で同19・97人、愛知県で同14・14人など九州、東海地方も多い。9県で警報レベル(同30人以上)、38都道府県で注意報レベル(同10人以上)の地域がある。

12月 16 2012

ノロウイルス変異型、猛威 06年に次ぐ流行 嘔吐物処理、手袋つけて

毎日新聞社 12月8日(土) 配信
ノロウイルス:変異型、猛威 06年に次ぐ流行 嘔吐物処理、手袋つけて

 ノロウイルスが主な原因となって下痢や嘔吐(おうと)を起こす感染性胃腸炎が猛威をふるっている。国立感染症研究所が全国約3000カ所の小児科で実施している定点調査(11月19~25日)では1地点あたりの患者報告数が13・02人となり、過去10年での同時期としては06年に次ぐ2番目の流行となった。今年は06年のウイルスが変異した新型が全国の患者から検出され、感染力が強まったことが患者増加の原因とみられている。【斎藤広子】

 感染研によると、感染性胃腸炎は西日本地域で多く報告されており、ほとんどがノロウイルスによるものとみられている。

 厚生労働省研究班によると、今年1月以降、全国の患者から、従来とわずかに異なる遺伝子を持つ新型のノロウイルスが検出されている。感染研の片山和彦室長によると、ノロウイルスは設計図にあたる遺伝子の違いによって40種類以上に分類されており、今回見つかったのは06年に大流行した「G24」と呼ばれるタイプの遺伝子が変異したものだ。ウイルス粒子表面の形が変わることで、過去に感染したウイルスを攻撃するヒトの免疫システムから逃れるとともに、増殖する場所の消化管に結合しやすくなるとみられる。片山さんは「わずかな変異だが、多くの人にとっては未知のタイプで、急激に流行する可能性がある」と警鐘を鳴らす。

 片山さんによるとノロウイルスは感染力が非常に強いため、患者の便や嘔吐物を適切に処理しないと家庭内や保育園、高齢者施設などで感染が拡大する。2次感染を防ぐには、手洗いを徹底し、指の間や親指、手首までせっけんで洗う▽調理の前後に必ず手洗いをする▽嘔吐物を処理するときには使い捨てのマスクや手袋を着用し、新聞紙などに嘔吐物を吸い取らせ、ビニール袋に密封して捨てる。処理する人以外は少なくとも3メートル以上離れる▽「次亜塩素酸ナトリウム」を成分に含む液体の塩素系漂白剤や殺菌剤で消毒する――と効果があるという。片山さんは「子供が吐いてしまった時などはシャワーで洗うとウイルスが舞い上がり手伝った人は高い確率で感染してしまう。とにかく体を紙で拭き取り、捨てることが基本」と注意を呼びかけている。

12月 03 2012

ノロウイルス流行の兆し 06年以来、12月にもピーク 厚労省が注意喚起

共同通信社 11月28日(水) 配信
 ノロウイルスによるとみられる感染性胃腸炎が流行の兆しをみせている。過去10年で最も流行した2006年に次ぐペースで患者が増加。特に関西と九州で多い傾向にある。例年は12月中にピークとなることから、厚生労働省は27日、感染防止策をまとめ都道府県などへ注意喚起した。

 ノロウイルスは冬に多発する食中毒の原因として知られる。国立感染症研究所によると、全国約3千の小児科定点医療機関から報告された平均患者数は、最新データの12~18日分で11・39人だった。12月を前に昨年の最高値の12・76人に迫る勢いで、02年以降の同時期では06年の16・42人に次いで多い。

 都道府県別では宮崎(22・42人)、福岡(20・03人)、大分(19・42人)など九州で多く、大阪(19・21人)や兵庫(18・36人)でも高い水準だ。

 ノロウイルスに感染すると、24~48時間の潜伏期間の後、嘔吐(おうと)や下痢を繰り返す。多いと1日10回以上になる。通常は1、2日で落ち着くが、子どもや高齢者を中心に脱水症状が心配され、持病の悪化につながることもある。

 ウイルスを含む生がきを食べるなどしても感染する。冬場は乾燥した便や嘔吐物が舞い上がって口に入ることも多い。感染しても症状の出ない人がおり、気付かないうちにウイルスをばらまいてしまうことがあるので注意が必要だ。

 感染研の安井良則(やすい・よしのり)主任研究官は「流行を拡大させないために、自覚症状のない人も含めて、外出やトイレの後などには手洗いをしっかりとしてほしい」と話している。

※ノロウイルス

 感染性胃腸炎の代表的な原因ウイルス。人の腸に感染して便などとともに大量に排出される。感染力が強く、10~100個の粒子が人体に入るだけで感染する。特定のタイプの感染で獲得した免疫が役に立たず、短期間で別のタイプにくり返し感染することもある。吐き気や嘔吐(おうと)、下痢、腹痛、微熱が主症状で、通常は1、2日で回復する。体力が低下している高齢者では重症化することもあり、2004年末から05年1月にかけて広島県福山市の特別養護老人ホームで7人が死亡した。

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